Ta1yo選手が加入したSan Francisco Shockを紹介します
San Francisco Shockについて
以下省略でSF Shockで書きます
チーム経歴
運営会社はNAのNRG esports、オーナーのAndy Millerは元Apple出身のすごい人、2018シーズンではアメリカ人主体のチームをSF Shockとしてデビューさせるが思うように結果はでなかった。
2018シーズン中盤から競合チームのBoston UprisingからCrustyコーチを招聘し、チームの立てなおしを図るとともにシーズン2に向けて韓国人を多数補強する。
続く2019シーズンではGOATS(3タンク、3サポート)メタが到来し、どのチームも従来のOverwatchとは違う戦い方を強いられる中で、圧倒的に力をあらわしたのがSF Shockと元Runawayメンバーが主体のVancouver Titansだった、この2チームのGOATSミラーの戦いは他チームを圧倒し、OWLのTOPチームへと上り詰めた、中でもステージ1でVancouver Titansが優勝した後のステージ2でも連覇予想が多かった中での、SF Shockの優勝は多くのOWLファンを沸かせたのでぜひ一度見てみてほしい。
ステージ3では惜しくも4-3で 3DPS構成主体の上海ドラゴンズに破れ準優勝に終わる。
そしてリーグ優勝を決めるプレイオフへと突入していったのだが、長い間GOATSが主体だったOWのメタに変革が訪れる、2-2-2ロック(2DPS-2タンク-2サポート)の導入である、新しいタンクのヒーローであるシグマも追加され、各チームがオリーサシグマのタンク構成を主体とした新たな戦い方を求められる中でSF Shockはいち早く適応しグランドファイナルへと駒を進めた。
そしてグランドファイナルの対戦相手もシーズンを通してライバルであったVancouver Titansであった、ここでもステージ2の激闘の試合の再現かと観客の誰もがそう思っていたが、試合は予想外にもSF Shockが 4-0で圧倒し2019シーズン 2019シーズンチャンピオンがSF Shockとなった
2020シーズン現在ではメタの変化、メンバーの離脱などにより現在は総合順位3位に留まっているが、強豪チームということは変わりなく、直近ではMay meleeトーナメント優勝など実力はまだまだ健在であるので、ここにTa1yo選手という新しい風が加わることにより、より私たちを楽しませてくれるチームへと変貌してくれるだろう。
メンバー紹介
加入順に書いています
Super (メインタンク)
このメンバーの中だと最初期からのメンバーの最古参、ラインハルトを得意ヒーローとしている、シーズン2のGOATSメタではチームの中核となり活躍していた、現在のメタでもラインハルトが出る場面では彼がほぼ任されている。
配信者としてもかなり人気者で多くの視聴者が集まる、まったり脱力姿勢で音楽を聞きながらTop500帯でプレイする姿が特徴的。なぜか最近ではゲンジを使うDPSとしてBoston Uprising戦にも出場していたので、Ta1yo選手とのDPSスタメン争いも見ものである(?)
https://www.twitch.tv/supertf
moth (メインサポート)
チーム唯一のメインサポートとして活躍をしているチームの大黒柱、得意ヒーローはルシオ。
配信でも穏やかなプレイが特徴的だがその実力はリーグトップレベルだろう。現在のメタでもブリギッテを任されて出場機会が多い。まったりした音楽を流しながら配信しており見やすいのでぜひ一度見てみてほしい。
https://www.twitch.tv/moth_ow
ChoiHyoBin (サブタンク)
チーム最古参の韓国人、得意ヒーローはDva ホッグ シグマどのヒーローを取ってもリーグトップレベルを実力といって疑いはないだろう。加入以来スタメンの座を維持している。
現在ではシグマでの出場機会が多い。よく配信もしており彼のシグマは参考にできる部分が沢山あるだろう。 ちなみにChoiHyoBinという名前はそのまま本名である。
https://www.twitch.tv/choihyobin_ow
smurf (メインタンク)
チーム二人目のメインタンク、得意ヒーローはウィンストンとオリーサ、ラインハルト中心のGOATSメタでは活躍の機会が少なかったが、2-2-2ロック導入以降のオリーサのピック率が増えると共にスタメンの機会が多くなった。配信でも大声で精力的にVCを使いながらプレイするのが特徴的。
https://www.twitch.tv/smurf5
Rascal (Flex DPS)
リーグで最もピックプールが広いであろうDPS、Rascal。ほとんどのプロジェクタイルヒーローを得意ヒーローとし、GOATSメタではルシオ ゼニヤッタ ブリギッテがスタンダードだったメタで、ブリギッテをバティストに入れ替えた特異な構成で をプレイする試合を魅せるなどゲームセンスとピックプールの広さを生かしたプレイが特徴的。
SF Shockはリーグに加入してから三番目のチームであり、実はかなりの苦労人である。配信では高いボイスで叫びながらプレイをする姿が特徴的で視聴者を楽しませてくれる。
https://www.twitch.tv/rascal0723
Viol2t (Flex サポート)
リーグトップレベルのFlex サポートとしてチーム牽引している。得意ヒーローはゼニヤッタ バティスト。スクリムなどの練習試合もあるはずなのに、6時間以上の長時間配信をすることが多く、精力的に練習をしている姿を伺うことができる。
最近では4シーズン連続でサポートのランキング一位を獲得するなどその実力は本物である。稀にトキシックな言動で騒がせることがあるがそれだけOverwatchに注力しているという姿の表れでもあるだろう。
All seasons rank 1 after changing to 222 LMAO pic.twitter.com/wlSJufAvfz
— Viol2t (@Viol2t_OW) May 10, 2020
https://www.twitch.tv/viol2t_ow
Striker (ヒットスキャン DPS)
後述のCrustyコーチと同じBoston Uprisingから移籍してきた、
得意ヒーローはトレーサー、リーパーなど、中でもトレーサーのプレイスキルはリーグトップレベルと言われるほど。
SNSや配信などもあまりしないタイプなので、人柄には謎が多い。日本の元OWプレイヤー Mattyo選手と仲が良いらしい(?)
https://www.twitch.tv/owstriker
ANS (ヒットスキャンDPS)
リーグトップレベルのウィドウメイカーの使い手、韓国コンテンダー時代にGOATSメタと共に選手活動を休止し、最近まで配信者として活動していたが、SF Shockに選手として復帰。いきなりリーグにきても活躍しているその実力は本物であろう。
選手復帰後も配信をよく行っている、上手すぎるヘッドショットが見れるのはもちろんのこと、英語のチャットなどにも結構返答をくれたりするので日本人でも見やすい配信者である。
https://www.twitch.tv/ansansniper
Twilight (Flex サポート)
韓国人選手の一斉離脱があった Vancouver Titansから最近移籍してきたプレイヤー、
得意ヒーローはゼニヤッタ、アナ
Vancouver時代にもゼニヤッタの名手としてGOATSメタでチームを支えていたその実力は本物であろう。最近よくクソリプを送っている(?)
z.z🤔
— Twilight (@Twilight_OW) July 21, 2020
https://www.twitch.tv/twilight_x0x
Ta1yo (Flex DPS)
この記事を見ている人なら知っているであろう、我らがTa1yo選手、得意ヒーローはトレーサー ゲンジ アッシュなど、最近では配信上でレート4600に到達するなどその実力は本物である。
初期は東南アジアのチームで活動していたが、USG Iridata加入後に一躍有名になりその名を轟かせる、Overwatch World Cup 2017年での活躍を記憶している視聴者も多いだろう。 続く2018年、2019年と三年連続出場を果たした。
CYCLOPS athlete gaming加入後もContenders Pacific 準優勝に貢献するなど活躍の機会が多かったが、その後移籍したJUPITERで学業に注力するために活動を休止、昨年ローン移籍でNA ContendersチームThird Impactに移籍後アメリカに渡米し、惜しくもシーズン優勝は逃したがチームを支える原動力となり活躍した。
そして7/22 SF Shock加入が決定し日本のファン達を騒がせた。ここまで来ることが出来たのも彼のたゆまぬ努力のたまものであろう。
とても真摯な人柄が特徴的で配信では明るくポジティブなプレイで見ている人を楽しませてくれる、チャットなどにもよく返答をしてくれくれるので、この記事を見た人でもし配信を見た事がない人がいればぜひ見てほしい。
https://www.twitch.tv/ta1yo_tv
Crusty(コーチ)
リーグ随一の名将、Boston Upsiringから移籍しチームをトップレベルのチームに押し上げた。
ラインハルトとオリーサのプレイヤーの使い分けなど。選手の得意ヒーローに合わせた多様な戦術を用いることが多い。
メタが変わっていっても上位チームに居続けることができるのは、選手の努力もあるがCrustyコーチなしではなしえなかったであろう。
以上がSF Shockの紹介である。
日本のOverwatchの競技シーンも下火になり、盛り上がりが欠けつつはあるが、Overwatch Leagueが競技シーンのあるゲームのコンテンツとして面白いのには変わりはないと思うので
Ta1yo選手の加入や、この記事を読んで応援したいという気持ちがあればぜひ見て頂ければというのが、筆者からのささやかな願いである。
日本時間今週土曜日の午前6時からSF Shock VS Florida Mayhemの試合が予定されており Ta1yo選手のデビューがあるかもしれないので、時間がある人はぜひ見てほしい。 (時間が前後する可能性アリ)